●注意するべきこと●
*精油を子供に対して用いる時は、子供の皮膚はきわめてデリケートだということを念頭に入れてかならず薄めて使用してください。
*精油には心身を健やかにするは働きが確かにありますが、決して薬ではありません。
医師の診断が必要と思われたときは早急に病院で診察を受けましょう。
●使用する精油について●
@赤ちゃん(生後0ヵ月〜12ヵ月):ラベンダーとカモミールだけにしましょう。
<方法>
湿布:(精油を1滴たらしたボウルにタオルをいれ、固くしぼります。熱くなりすぎないように注意して下さい。
マッサージ:15mlのキャリアオイルに対して、1滴の割合でブレンドして下さい。
室内の芳香浴:アロマポットにラベンダーかカモミールの精油を1滴いれ、温めて香らせます。
A幼児(1〜7歳):ラベンダーとカモミール、ティートゥリーだけにしましょう。
<方法>上記と同じ。
B子供(8歳〜14歳):大人と同じ方法で大丈夫ですが、精油の濃度は半分にして使用して下さい。
●使用するキャリアオイルについて●
基本的にはどのキャリアオイルを使ってもいいのですが、赤ちゃんの乾燥したデリケートなお肌には「ホホバオイル」や「アーモンドオイル」が最適なようです。
またホホバオイルは皮膚に非常に薄い膜を残すので、おしめをあてるところに湿疹ができるのも防いでくれるようです。
症状別
・・・お役立ちのアロマセラピー
8歳以上の子供には7歳までの子供と同じブレンドももちろん使えます。
症 状 な ど |
使用方法など |
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生後0歳〜7歳まで |
生後8歳〜14歳ごろまで |
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寝つきの悪い時 | アロマポットにラベンダー1滴をいれて拡散します。 | アロマポットにラベンダー1滴、サンダルウッド1滴をいれて拡散します。 |
乾燥してカサカサ になった肌 |
30mlのホホバオイルにカモミール2滴だけ混ぜやさしくマッサージします。 | 50mlのホホバオイルにカモミール5滴、ローズ5滴を混ぜやさしくマッサージします。 |
皮膚の洗浄・消毒 | 洗面器に40度くらいのお湯をいれ、にラベンダー1滴をいれて、ガーゼなどで優しく皮膚を拭いてあげます。 | 洗面器に40度くらいのお湯をいれ、にラベンダー3滴をいれて、ガーゼなどで優しく皮膚を拭いてあげます。 |
風邪をひいた時に | アロマポットにラベンダー1滴をいれて拡散します。 1歳以上の時は枕にティートゥリーをたらしても効果があります。 |
枕にユーカリを1滴ほどたらします。 |
ボウルにラベンダーを1滴いれ、タオルを浸して温湿布をつくります。それを首周りにまいて寝かせます。 | 50mlのホホバオイルにラベンダー8滴、ユーカリ5滴を混ぜやさしくマッサージ。 特に胸骨の上あたりをマッサージして下さい。 |
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風邪ではないけれど 鼻水が出る時に |
@鼻水をよくとります。 Aボウルにラベンダーを2滴いれ、タオルを浸して少し水気が残るくらいに絞ります。 BAのタオルで鼻孔入り口をよく拭きます。 C再度鼻水をBの水気と共にとります。 Dラベンダー湯に浸したタオルを固く絞り、鼻孔に合計で20秒ほどあてます。 E上記の手順を何度か繰り返します。 |
左に同じ |
あせも | @スプレー容器に100mlの精製水をいれる。 Aラベンダー精油を4滴いれよく振って使用。 ※とにかく皮膚を清潔に保つことが重要です。 こまめにケアしてあげましょう。。。 |
左に同じ |
虫除け | @スプレー容器に100mlの精製水をいれる。 Aラベンダー精油を2滴いれよく振って使用。 ※皮膚にかかっても安心なので赤ちゃんの周囲にスプレーしておきます。 大人用のスプレはこちら |
左に同じ |